会社名

太陽誘電株式会社

業種

サービス名

DX伴走支援サービス

取材協力

課題
  • 一部の業務が担当者の経験に依存し、アナログな工程や個人の記憶に頼る暗黙知が解消されずに残っていた
  • 現場ではデジタル化の必要性を感じていたものの、具体的な進め方や技術的な対応に苦慮していた
  • 標準機能だけでは解決できない複雑な業務があり、汎用ツールを自社仕様に最適化するスキルの不足が課題だった
効果
  • 6か月間の伴走支援により、目標の5名を超える6名がプラグインを自在に組み込めるレベルまでスキルアップした
  • 現場主導で休暇届や廃棄予測システムなどのアプリを構築し、業務の透明化と効率化を同時に実現した
  • アプリ構成に共通のルールを持たせたことで、新たな改善案を即座に形にできる開発の基盤が構築された

サービス導入前に抱えていた課題

支援前の製造部では、特定の担当者しか把握していない業務手順や、紙やExcelによるアナログな管理が大きな障壁となっていました。現場の知恵がデータとして蓄積されず、属人化した状態が続いていたため、組織全体の動きを正確に捉えることが困難でした。

またデジタル化への意欲はありつつも、自分たちの業務にフィットするシステムをどう構築すべきか、具体的な道筋を描けていないことが現場の心理的な負担となっていました

伴走支援の具体的な内容と成果物

今回の6か月間にわたるハンズオン研修では、以下の内容に取り組み、現場担当者自らが実用的なアプリを構築しました。

主な伴走支援内容

  • kintoneの基礎知識およびアプリ構築技能の習得
  • プラグインの活用技能および課題解決・効果試算方法の習得
  • kintoneの標準機能を補うためのVBAシステム内製化支援

自社で構築した主な業務アプリ

  • 休暇届・勤怠修正依頼アプリ
  • 研修・教育訓練アンケート集計アプリ(プラグイン活用)
  • 保護帽(ヘルメット)管理アプリ
  • 部材廃棄予測システム(kintoneとVBAを組み合わせた高度な仕組み)

サービス導入後の変化について

研修を通じて、kintoneの標準機能では解決できない部分をVBAで補うなど、高度な内製化が実現しました。現場の視点で設計されたアプリは実際の業務に即しており、スピード感を持って現場の変化に対応できる体制が整っています。

情報のデジタル化によって業務の透明性が高まっただけでなく、現場メンバーが自律的にツールを使いこなし、自ら改善を繰り返す文化が定着し始めています。

サービスを導入して良かったと思う1番のポイント

「自分たちで業務アプリを作れる人材」を育成するという目標を達成できたことです。伴走支援によってアプリの構成に一貫性を持たせることができたため、新しい開発に着手する際の心理的ハードルが大きく下がりました。

結果として、当初計画していた5名を上回る6名が、プラグインを自在に組み込めるスキルを習得できました。社内に確かな自走力の基盤が築かれたことが最大の成果です。

今後サービスを利用して解決したい課題もしくは、現在取り組んでいる課題

現在は、構築した仕組みを土台として、自立運用へと段階的に移行していくことに取り組んでいます。今後は社内のデジタル化の知見をさらに深めるため、他社事例の共有会などを通じてノウハウを蓄積し、より付加価値の高い製造体制の構築を目指します。

今後も現場の感動に繋がる支援を通じて、より良い協働関係を深めていきたいと考えています。